今日も今日とて普通に走る。
なんやかんやCAYOが多いかな。

最近は尾根幹の中でも若葉台の坂(多摩大坂)だけ避けてます。脚へのダメージが大きくて連日走行だとホントに続かなくなるので。やっぱそのあたりが若い頃とは全く違う。

真冬は基本的にはクラフトのシューズカバーとこのBBBのヘビーデューティOSSを使っていますが、ヘビーデューティOSSが以前より寒く感じるので生地をよーく見たら生地が劣化して透け始めてました。
前に初めてぬるま湯で洗ったときに真っ黒い汁が出まくったのは単に劣化だったのね。
ネオプレンの劣化は避けられないとはいえ、100回くらいしか使ってないのに5~7年で強制的にダメになっちゃうんだ。すんごい悲しい。


最近キシリウムエリート(キシエリ)を引っ張り出して使ってます。
フロントの立ちが強くてクランク入力角が高い。細かく再インプレしようと思ったけど以前のインプレ見たらほぼ変わらんかった…。
強いて追加で言うなら乗り心地が異常に良い。特にリアはパンクしてるのかと思って3回止まって確認しましたもん。
あと乗り心地もなんですが妙に精度感が高くて走ってて疲れにくいですね。走行音も驚くほど静か。
これは年齢もあって結構強く印象に出てます。
対してゾンダは同じタイヤでもゴツゴツして雑で疲れやすいです。クランク入力角がキシエリよりも低い位置で、かつじわっとなだらかになっているせいかな。これが地味に脚にきます。音も静かではないしね。
キシエリは入力角が高い位置からグッと上がってすぐ抜けるので丁寧に回せれば脚にやさしい感じ。
高い入力角=駆動剛性が非常に高いということで本来なら疲れやすいはずなんですけど。
昔はこういったホイールが嫌いでしたけど今は好きです。経験や年を経て走り方も変わったのかな。

ちなみにこのキシエリは2012の「S」になる前のモデルです。
個人的にはキシエリの中では最も熟成が極まっていて最高のモデル。
アシンメトリック、ISM3D切削で丈夫、スポークが強い、新ニップルのおかげで出荷テンションが高い。
Sとの違いはスポークで、Sはスポークを細くしてカタログ上の軽さを出しています。
マビックは使い回し商法で、この頃には他社が売れてきて見栄えしなくなってきたので苦肉の策だと思います。
スポークが細くなったせいか走行感がやや特徴のないものに変わりました。
その後にリムもISM4Dになるんですが…ISM4Dは軽さや性能を求めたものではなくて格好のためなんですよね。
リムハイトを高くして見栄えを良くしたいのでそのぶん削りを増やした。
エグザリット加工も見た目のためです。みんな見た目で買ってたし心の奥底で分かってたでしょ。
だからすぐにカーボンホイールに置き換わっちゃってエグザリットを使ってる人なんて見なくなった。
さらにその後にUSTやらで迷走するわけですが、、、また後日書こうと思います。
ともあれキシエリは「S」になる前までのモデルが最高だぞ、これだけは覚えておくように。
2009あたりも中身は同じだけど組み立てテンションが低くやや別物で、可能ならテンション調整推奨。
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