手組みホイールのスプロケを組み替えているときに軸を触ったら無茶苦茶重っ!
ガチンガチンという謎の音までしてましてん。

ハブはノバテックです。中華の怪しいやつじゃなくて大昔に台湾の正規代理店で買った正規品。
このハブは距離自体はまだそんなに使ってないんですけどね。たぶん1万km以下。

色々調べたところフリーボディのラチェット側のベアリングがおかしいみたいなので抜き取りました。


NSKの両面シールでした。
シールを外してみたけどパッと見は不具合は分からん。

何か異物を食ってるような回転の悪さだったので念入りに洗浄するとカスが出てきました。
よーく見たらベアリング球の一つが壊れてるようです。動かないベアリングのせいで保持器がおかしなことになってる。

ベアリングは6901ですが手持ちのノバテックハブ用のカンパフリーボディから拝借しました。
カンパフリー最近使ってないしええだろ。

このノバテックのフリーはハブに適合する型番ですが、よく見たらエンドナットが違うことに気が付いた。
長さも少し違います(問題が出るほどではない)。

左側のナットはカンパフリーに付いてたもの。ダストシールを組み込んでからフリーボディにダストシールごと圧入する方式みたいです。
右側は元のもので、普通に取り付ければOKですがダストシールリップとの接触が緩い。
ビミョーですが元の組み合わせにしておきました。
ノバテックのハブはこういう微妙な差異とバリエーションが多くて台湾の代理店でも困惑するほどです。
そんなこんなで修理終了しました。
乗ってみたら少し転がりが軽くなった気がする。
.
- 関連記事
-