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スピードプレイのバネが折れたので溶接してみました。
2年毎に必ず折れるんですがダメもとで。

20200926-1.jpg

赤丸の部分です。半自動でくっつけてビードを削りました。ビード削りが大変よ。
細くて精度も必要なところなので、歪みを見極めながら溶け込ませるのがちょっと難しい。
4月頭にこれで修理して、リリース頻度が少ない右足で使っていて特に問題なかった(笑)ので
ふふっ!ヨーセツすりゃいいんじゃん!ってゴキゲンでしたが…


20200926-2.jpg

他の部分が折れた。
今度はamlクラフトでTIG溶接してもらいました。TIGの方が溶け込みがいいのとビードが少ないなどの
理由で後処理が圧倒的にラクなので。

まぁ折れるのは織り込み済みです。
半自動で溶接したところは熱が入って固くなっているので、次折れるならたぶんここからだろうなと
思ってました。次は先端に近いところから折れそう。
そしたらまた溶接します。純正品でどこまでできるのか見極めたい。
限界というのはバネが思っているよりもずっと先なのだ。


20200926-3.jpg

別件でペダルの修理。

えーっと、ある朝に走っていて「なんかクリートが変?」って思ってたら、足首の角度が変な感じなってきて、
帰ってから点検しようと思いつつ尾根幹を登ってたら

キューッ!!

って左ペダルが盛大な雄叫びを上げながらフルロック。動けない。
どうしようかと悩みつつペダルを蹴ったら回るようになった(笑)のでそのまま進んで、天国の階段をグルグル
回るコースで様子見すると、やっぱり定期的に止まる。
仕方ないので都度蹴りながら帰宅しました。


20200926-4.jpg

あっ。ネジが外せないです。うえぇ この絶望感


20200926-5.jpg

破壊しました。安物のチタンコートのドリル刃ですぐ揉めたので、特に高強度なネジじゃないのね。


20200926-6.jpg

シャフト抜いたらなんかパラパラ落ちてきた。ニードルベアリングが完全に破壊されてます。
典型的なベアリングトラブル。
ケージが壊れて針が偏ってワンウェイクラッチみたいな状態になってたのね。

シャフトは一見サビサビですが、拭ったらサビも磨耗もなく再使用できそうです。
問題は頭を飛ばしたネジのところ。掘るのめんどい。
クロモリシャフトの新品スペアはあるからそれを使うかなあ。

今回のトラブルは典型的かつ極端な例ですが、データとして得たことがあります。
ニードルがここまで逝っててもボールベアリングの方は全く問題ないということ。
そして純正グリスはやはり使い物にならないということ。

スピードプレイはニードル側のシールが甘いので、汗水でニードルベアリングがやられてしまうん
ですが、ニードルベアリングだけを都度交換していけば維持できるということが分かりました。
あと今回のペダルは純正グリスのまま使っていたのでここまでの状況に陥ったと考えられます。
さっさとウレアグリスに入れ替えていればここまでの事態にはなりませんでした。これは断言できる。
 
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