ビルトインコンロの右の火口が死亡しました。
右強火力の関係で右の使用頻度が高く、点かないのはかなり困るので修理をしようと思います。

すんごい汚いけど私じゃないです。前オーナーがとんでもない扱いをしてたんですよ。
15年しか経っていないのにここまで汚いのも中々ないですよね。これでも相当綺麗にしたんですけど。

まず下側のガス栓を締めます。

関係ないけどガス管の根元は塞いでおきましょう。ここからGが入ってきます。
出たり入ったりするごとに増えていき、おぞましい世界が広がっていくのです。
シンクの扉の中に大家族を作り、成長しすぎて出られなくなった大量のGたちを見たことがあります。
元々小さな扉ノブの穴から入って住処にしたのですが、大きくなって出られなくなるなんてマヌケですね。
ご飯は仲間うちで外に出られる奴が持ち込んで融通していたようです。
すごい奴らです。
なお倒したあとでそっと穴をテープで塞いで見なかったことにしました。

脱線しました。
熱電対の汚れかと思ったのですが、磨いても一向に付きません。
なのでマグネットユニットを外します。

正常な魚焼きグリルの方のマグネットユニットも外してみました。

うーん、点かない方のユニットは手ごたえがユルい感じがしますね…
念のため正常な魚焼きグリルの方のユニットと入れ替えてみましたが、やっぱり点きません。
消去法で行くために、熱電対も入れ替えてみました。が、やっぱり点きません。なんで???

熱電対とマグネットユニットはペアになっていて、他に介在するものはありません。
このイラストの通りの非常にシンプルな構成です。
熱電対は温められると微弱発電します。その電気はマグネットユニットに入っている電磁石に行き、
磁力を帯びます。
図を見れば分かると思いますが、温められているうちは磁力が発生するので弁が開きっぱなしになります。
今回の不具合はこの弁が閉まってしまうせい。

そもそも熱電対+マグネットユニットのシステムは噴きこぼれ防止なわけですから、機能をブッ○して
しまうことにしました。○し方は簡単で、マグネットユニットのバネを外して組み直してやるだけです。

余裕の復活。
最悪買い替えようかと思ったけどあと10年戦えるな。
みなさんも困ったらブッ○しましょう。
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