前あや飛びは一回も出来ないくせに後ろハヤブサは学校一でした
      
BONT Vayporのインプレです。 やっと書く。

2016-05-10-15.jpg

ひとことで言えば名作なのは間違いないです。
BONT製品のベンチマーク的な存在。

品質・質感・重量など


仕上げは充分高品質で、雑なところは少ないです。
通常モデルなのでアッパーはエナメル革です。質感はいいとは思いますが、白は若干アイボリー寄り
なので真っ白いソックスを履くと違和感あり。大丈夫、おっさんの足元なんて誰も気にしないからOK。

ソールはフルカーボンでカチコチ。
エナメルアッパーもS-WORKSのようなしなやかさはあまり無く、やや硬め。厚みもやや厚めです。
同じエナメルでもS-WORKSと異なり、引っ掻き傷に少し弱いですね。
重量はインソール込みの実測で240g前後と軽量ですが、今となっては重量級。

内装はバックスキンのようなグレーの革になっています。アマーラっぽいけど違うかな…?
ここが他のモデルと異なります。そしてこれ以降のモデルも内装が異なります。
恐らくこのVayporのみではないかと。VayporSもこの仕様でした。
ここはプロ選手の要望で滑りにくい革にしたんじゃないかなと推測します。
熱成型できるので気にするほどのものでもないですが。
ちょっと独特な履き心地があって、なんだか気持ちいいことだけは確かです。

足型・成型・ラチェット


このVaypor世代の足型は独特で、前側のフットスペースが上下に狭い感じです。
この足型も現場の要望だったのかな?分からんけど。
それまでのAシリーズはやや広く、PLUS以降はより広い感じになっていると思います(全部は試したことは
無いので、一部はイルクオーレさんの話を引用)。
微妙なところですが、私は甲が低い人間なのでVayporの足型の方が断然合っています。
以降のモデルにあまり興味が無いのは足型のせい。
甲が高い人はサイズアップが必要になるため困りますが、小足で甲が低い人が助かったのは事実。

熱成型はやや大作業になります。何せ小さいものを頑張って広げることになるので。
カーボンソールも熱でそんなにフニャフニャになるわけではなく結構硬いし。
小さいものを広げていくほうが精度が出て形状を追い込みやすいのですが、以降の足型の方が確実に
やりやすかったですね。ちなみにこのVayporは自分で成型しています。

インソールは純正のままで使っていますが、不満は全くありません。いいですよ純正インソール。
ペラペラの純正以外は入らないくらいタイトめだし、個人的にはインソールなんて無い方がいいんじゃ
ないかくらいに思っています。

ラチェットは(恐らく)ATOP製のマイクロアジャストタイプ。出っ張りが大きいのがネックですが、動作が軽くて
手袋をしていても操作が容易。
ラチェットの位置が悪いので穴あけして変更しています。これで見違えるほどフィット感が良くなりました。

使用感


まぁ、硬いことは硬いです。特に走り出しの硬さ感がかなりあります。
アップが終わる頃にはピッタリしていて、走っているうちにむしろ柔らかくね?って思えるほどになります。
この独特な感触に慣れるまでに半月は要しましたが、慣れてしまうともう戻れなくなります。
ちょっとかじって「ダメだ」と判断するのはとても残念で勿体無いことです。

効率が良く力は逃げにくいでしょう。でも力が逃げないとかそういうことを超越した良さがあります。
硬いと感じる中でもとりわけ土踏まずの硬さに戸惑いますが、これにはメーカー説明通りの補正効果が
あります。使い続けていたらつま先が外向きだったものが直り、膝の内転も是正されて安定した動きに
なりました。カントシムを1枚減らすことが出来たし、これにはちょっと驚きました。

さらに確信できたのは右ひざを骨折してからです。筋肉ゼロで力がほとんど出ない右脚だったわけですが、
綺麗な軌跡を描いて効率よく回転させることができ、リハビリの大きな助けになりました。
とにかく脚を出せさえすれば確実に進むんだからラクチンです。
このシューズが無かったら間違いなく治りも遅く、変な骨格に固定されていたかもしれません。
「正しく調整された良い機材で正しく動かす」ということがいかに大事かを実感させられました。

耐久性


先に挙げたエナメルアッパーはそんなに強くはありませんが、1年半2万km弱ほどヘタることなく使えて
います。緩んだりという実感も無いです。まあ緩んだら調整すればいいだけのことです。
ラチェットがウィークポイントになるのかなと思います。よくネジが外れるし()
なお転倒時は出っ張ったラチェット部品がダメージの多くを受け止めるので、本体は派手に傷つきにくい
ようです。


総評


文句なしです。デザインもいい。
フィット感は手持ちのVaypor T(紐版のVaypor、後日インプレします)には全く及びませんが充分以上です。
ラチェットを最弱にしてもS-WORKSでキツキツに締めたのと同じくらいのホールド性があるので、わざわざ
Vaypor Tを引っ張り出すほどではないですね。
すでに惚れ込んでしまってVaypor2足、VayporTが2足の都合4足あるので爺になるまでVayporですが()、
現行のVaypor SやZERO PLUSも使いたいものです。
 
 
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