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コンコンって音が出ていたフリーボディのメンテナンスです。

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漕ぐと音がして、少し滑走させるとしばらくは音が止まります。
滑走中に音はしないのでハブ体のベアリングではなくフリーボディからの音です。
まぁ原因は分かってます。


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ここね。フリーボディのガタつき。FTS-Lフリーのアキレス腱です。


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ご存じの通りFTS-Lはハブ体に対して樹脂ブッシュが直接当たる方式になっています。
作られた当初はベアリングだったとどっかで見ました。元がMTB用でロードに転用するときに
こうなったとかなんとか。


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内径25.1mmくらいあります。
このキシリは私が良いと思える個体をいくつか組み合わせて組んでいるため、このフリーは
摩耗しているように見えてもそこまでではないはず。


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これは修理用に持っている社外のハブドクターのブッシュです。
FTS-Lフリーはブッシュが摩耗するのですが、ブッシュ単体がパーツとして出ないので
社外品があります。
このハブドクターの場合はスタンダードサイズから.003、.005、.007のオーバーサイズが
存在します。ちなみに単位はインチです。
※オーバーサイズ購入で迷ったら.007を買って削って調整すればいいかもです。保証しないけど。


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社外ブッシュ単体の内径も現状のフリーと似たようなもんでした。
取り付けると0.05mmくらいは小さくなるかもしれません。


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こちらはハブ体側。
明らかに研磨が入った感じになっています。


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こういった摩耗というのはノギスで測るのが難しいけど…24.75mmくらいでしょうか。


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こちらはスペアとして持っているSLSのハブです。なんでも出てくるおじさん。


IMG_20240221_101221.jpg

当該部分がマットで状態が異なることが分かります。普通はこういう感じのはずです。
でもちょっと摩耗してるし、黒いダストシールの付近に変な筋が付いてますね。溝ってほどではないんですが。


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画像では25mmピッタリに見えますが、実際は24.85mmって感じでした。


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参考までに、全く摩耗していないキシエリの数値です。
24.90~24.95mmって感じ。


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とりあえずスペアのハブに組み直します。
リアリムもかなり摩耗が進んでいますが、私はリアブレーキを殆ど使わないので続投させます。
なんでも出てくるおじさんなので健常なスペアリムも持ってます。

このSLSはフロントリムよりもリアリムの摩耗が圧倒的に多く、元のオーナーがフロントブレーキを使え
ないうえ、シマノシューかスイスの緑を妄信して雨の日にも使いまくったのは間違いないです。
雨の日にも使うのに非接触シールのセラミックベアリングにしていたわけですが、扱いが悪い人ほど
そういったことをする傾向が強い(断言

シマノシューとスイス緑、この二つはやめとけよー
BBBにしとけー



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組み替える前にテンションを記録しておきます。
いうてデータは取ってあるし、SLSのリアに関してはTM-1の換算表とマビックの公表値があるので
無理に測らなくていいけど念のためです。


IMG_20240221_141220.jpg

スポークのお掃除。これが一番時間がかかります。
サンエスで洗って水ですすいだらオイルスプレーをかけて水置換し、パーツクリーナーで飛ば
して軽く拭います。
洗う際にはサンエスを使うのが一番早いです。


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組みました。
でもキシエリと比べるとまだガタがあります。多様な組み合わせで試してもガタは残る。
うーんおかしい。元のガタガタ状態よりマシではあるんですが。
この円安でオーバーサイズブッシュを買うと高いし、また異音が出るようならベアリング化します。

ちなみに普通はハブ体はそんなにすぐに摩耗しません。
本件は前オーナーがセラミックベアリングにしたことでゴミが入り、さらにフリーオイル過多によって
ゴミがどんどんハブの接触面に入り込んで摩耗が異常な早さで進んでいます。
自転車の部品はちょっとしたことでも致命傷になりやすいので気軽に触らないでいただきたいです。
 
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こんな変なオッサンですが世界で三本の指が入ることもありました。
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