カブに積んでいる107ccエンジンをOHするために元のC90の85ccのエンジンに換装しました。
んで、C90純正PB16が経年劣化で微オーバーフローを繰り返すので以前のエンジンの時から
ミニモトPC20に換装しています。

これね。ここで妙な問題が出現。
107ccではアイドル(アイドル回転数)は普通レベルだったのに、85ccではアイドリング回転数が
高すぎる症状が出てアイドリングストップスクリューでも調整できませんえん。

まずはワイヤー受けのゴムカバーが切れていたのでテープで応急修理。ここから二次エア入るので。
でも原因はここではありませんでした。アイドルも走りも何も変わらんかった。まぁ案外そんなもんじゃて。
カブにPC20を載せるときの課題であるワイヤー受け周りはなんとかしないとね。

チョークレバーのここもゴムが切れてるけど燃調とは関係なし。
PC20にしてからチャッチャ…というタペット音に似た音が出るようになったんですが、ボディの中でチョー
ク弁が踊ってる音なんですね。どうにかしたい。

カブにPC20を載せるときの課題の件。
インシュレーターを追加して前に出すことで緩和する対策をチラホラ見ますが…90のエアクリだと
キャブがすぐぶつかって3mmくらいしか出せん。やったところで大した緩和にならんし。
しゃーないのでマニホの穴を上下ともに長穴加工して「右に振って時計回りに捻る」ようにしておきました。
多少は改善出来ました。

問題の不調の原因ですが、よく見たらスロットルバルブが閉まりきってないの。
溝があってちょっとエアが通ってる。PB16にもこの溝があるけどなんなんじゃろねえ。

スロットルバルブ単体にしてみました。
この溝を消すことでアイドリング回転を落とす手法があるそうで。
リンクしないけどカブ&ピースさんところを見てみて。
旋盤でビューン
まっさらになりました。
アイドリングはしっかり落ちましたよ。

ただし今度はちょっと不安定になったので溝を僅かに切り直しました。
PB16にも溝があるのはそれなりの理由があるのかも。
しかしPC20はアイドル云々以前にどうにも1/8開度の燃調が出ないです。
2ストみたいにパラッツパララと不安定で気を付けないと出だしでストンと落ちる。
ミニモトだからではなくケーヒン製でもそうみたい。
ASが閉まり過ぎになっているのでSJを濃いめに振れば良いのかもしれませんが、なんだか腑に
落ちない挙動をします。
そもそも107ccでPC20付けてもPB16より明らかに遅いしなあ。
うーん。いつかキャブを小口径に換えるか。