表の裏が裏であるように、裏の裏は表である
      
インプレです。

まずひとつ言わなくてはいけないことがあります。

2017-03-20-doval01.jpg


ごめん。


なんか ネオプリがこんなことになってごめん。



2017-03-20-doval02.jpg

最初に


PCD130の52/39で、楕円率はアウター16%、インナーは恐らく13.5%です。
Q-Ringsよりは楕円を感じるのでインナーは13.5%だと思いますが、PCD130の39Tだと7%までしか
出来ないんだっけ。アウターは刻印があるので16%で間違いないです。

16%と言っていますがピーク直径はQ-Rings(約10%)とあまり変わりません。
おかげでFDの取り付け高さは余裕でクリアでしたが、このパーセンテージの基準が謎。
OCPの位置はQ-Ringsで言えば3.5~4くらい。4~5時あたりのやや深い角度でピークを迎えます。
FDはカンパだったんですが、内側の突起がチェーンにどうしても当たるのでシマノ9速用に変更しました。


走行感(平地)


平地については、基本的にはとても良いと思います。伸びやかで楽しいです。
16%と激しい楕円率ですが、重たいと感じることは全くありません。

また同じパワー値でも速度が少し高くなるため、若干効率が上がっているようです。
同じパワー値でも速度が少し高くなるといっても38km/hあたりまでの話で、あとは
パワーとフォームにほとんど依存します。


走行感(登坂)


登坂について。
拍子抜けするくらい普通に登れます。

小山田の難所の「病院坂」(斜度11.5%x400m強)でインナーに入れて登坂チェックしましたが、
フツーに登れました。速度やパワー値は変わりません。
物理法則ですから背中を押されるとかの魔法はありません。もし押されたらお祓いに行くべきです。

脚の抜けがいいので若干ラクには感じますし、ダンシングしてみると立ちが自然で違和感がありません。
比してQ-Ringsはピークが短いせいで車体がグッと立ってくる印象があります。

普通に登れるといっても、そもそも登坂用のペダリングが出来るか否かでここもかなり変わると思います。
山好きな私の場合は普通でした、という感じで。


2017-03-20-doval03.jpg

変速性能


樹脂スペーサーを取り払っても至って普通に変速します。Q-Ringsより良いです。
同様にペラッペラなオーシンメトリックも普通に変速するそうですが、不思議!
FDの振りを若干オーバーさせる必要があるのと、オーバー具合によっては外に落ちることがあるので
そこだけ調整に気を使います。
取り付けのときにも書きましたが、問題はリアのロー側3枚で音鳴りが出ること。
これはやっぱり気になりますね。

その他&まとめ


印象については個人の脚力や脚質によって変わるのでなんとも言えませんが、16%でもビビる
ことはないと思います。少なくとも53Tがぶん回せる人なら全く問題ないでしょう。
ダブルオーバル形状のおかげだと思いますが、ROTORなどのピークが短い楕円と比べると使う筋肉が
全く異なるようで、Q-Ringsでどうしても起こる背中の筋肉痛がDOVALでは起こりません。
真円と同等の疲労感です。
Q-Ringsでは踏み込むポイントが固定されがちで、ケイデンスが落ちると辛かったり、背中や脚に変な
疲労が出やすいのですが、DOVALの楕円形状だと意外なほど自然に使えます。これはいい。

全体的な印象は良好ですが、難は以下の4点になります。

1. チェーンラインを出しづらい(解決可能)
2. アウターロー近辺での音鳴り
3. 摩耗の早さ
4. 古い自転車に驚くほどアンマッチ(厨二臭)


1.2は既出。3番はまだ不明ではあるのですが、6061(T6処理してるん?)のこともあり相応に
摩耗していくようです。100km時点で歯の側面が結構削れてきているので、1万km持てば
いいかもって感じ。

ちなみに類似のチェーンリングに仏のDual-Ovalがあります。
これは非常に酷似していてどっちが起源なのかは分かりません。
Dual-Ovalの中の人に聞いたところ、こちらも素材は6061とのことなので、Dual-Oval買うならDOVAL
買ったほうがいいでしょうね。
 
      
事故で傷が逝ったコンポを11速化ついでにSRAMにでもしてみようかと思いまして。

REDとパワーシフトのヴェロを触ってきました。

あえてパワーシフトを触ったのはコーラスほどの投資をしたくなかったため。
だって何台かあるうちの1台ですよ?そんなに乗らんからね。

sram-red-2012-shifters-zoom.jpg

ブレーキレバーの感触はやはりカンパの方が圧倒的に良い。
SRAMはブラケットポジションで違和感が残ります。

SRAMダブルタップはウルトラシフトと感触が似ています。特に問題なさそう。
カンパはブラケットを掴んだりするポジションのときにアップレバーが邪魔になることがあるので
何も無いのはGOOD。しかもブラケット掴んでいてもアップダウンできそう。

よーしSRAMにしちゃうぞーって傾いてたんですが、肝心なことに気が付きました。

ハの字のレバーは転倒したらガリガリになる

自分、死神に憑かれてるっすから…

シマノならレバーが倒れるので少し被害が緩和されるはず。
カンパは真っ直ぐなのでダメージは少ないです。
ハの字にするメリットってあるのかな?

ところでパワーシフトはどうだったのかというと、べつに世間様が言うほど心もとないタッチじゃないですね。
愛用している(していた)旧エスケープシステム以下だと思ってましたが、エスケープシステムより
断然いいですよ?
ウルトラシフトのバチンバチンバチン!が好きならいいですけど、実は私はアレはさほど好きじゃありません。
スプリント時に上げすぎないように気を使うし、疲れてるとき押せないもん。貧弱男子だもん。
 
パワーシフトの耐久性はアカンですが(←いやそれ一番大事だろ)、フィーリングに関しては全然OKです。

うーんどっちにするかなあ。迷ったらやめよう。そうしよう。ふー疲れた。
 
      
52/36を試す都合でストロングライトのBIO CONCEPTを入れてます。
通常のQ-RingsだとRIKEN PCD110に付かないので。

2017-03-06-13-01.jpg

ストロングライトのBIO CONCEPTはQ-Ringsに似た楕円チェーンリングです。
非常に硬いリングですが耐久性はたぶん劣ります。
後述しますが変速性能もそう悪くないです。むしろ変に良すぎて悪い。


2017-03-06-13-02.jpg

インナーは10年前に買った謎の真円36T。合わせマークが付いてなくて位相がまったくわからん。
このまま試しに使ってみたら、二回に一回の高確率でチェーンサックして困った!
位相と歯数の落差が合ってないせいもありますが、変速性能が良すぎて噛んでしまうんですね。
画像のサックガードはもうボロボロ。


2017-03-06-13-03.jpg

この位置になっていましたが、


2017-03-06-13-04.jpg

インナーを180度回してこの位置になりました。


2017-03-06-13-05.jpg

手回しでテスト。変速が不安定ながらもサックはどうやら起こりません。
今のところはこれで良さそう。

何度も再現実験してて気が付いたんですが、サックってのは

「上げきらないチェーンが落ちて、それをアウターが引き上げてステイに巻き込む」

というパティーンがほとんどなんですね。だからチェーンテンションは高めにするのがベターで、
歯数差も少ないほうが起こりにくいです。また、伸びたチェーンだとテンションが落ちるので同様に
サックしやすくなります。
また変速性能が下手に高いというか、設計によっては巻き込み率が上がるようです。オーシン
メトリックが前代でピンを沢山つけて、現行でピンを減らした
のも同様の理由か?


そして楕円リングの変速性能が悪かったりトラブルが起こりやすいのも当たり前。
上の画像のように楕円率が最も小さい位置と最も大きな位置で上げてるわけですよ。
画像のインナーは真円だからまだマシで、楕円だとかなりすごいことになります。
Q-Ringsの52/39でも実際の歯数差は55/38.5Tくらいの差が出るわけで、これが楕円52/36だと
概ね55/34Tもの差に。そりゃ無理があるわ。
BIO CONCEPTは52Tに対して38Tのインナーを推奨していますが、そこんとこ分かってるっぽい?


2017-03-06-13-07.jpg

走ってみたら大体OKって感じになりました。変速がすごくもたつくけどほぼサックしなくなりました。
前の位置だと、変速は無茶苦茶速いけどステーにザックリはまるという、とても残念なことに。

アウター楕円でインナー真円の組み合わせですが、インナーに落とすと四角いものを回してる感じに
なります。楕円真円の双方に慣れていても同時使用だとやっぱり違和感は出ますね。


2017-03-06-13-08.jpg

BIO CONCEPTについては、Q-Ringsより若干楕円率が高い、または頂点が狭いように感じますが特に
問題なし。純正の組み合わせじゃないこともあって変速がモッサモサなのが気になりすぎる。
やはり純正同士じゃないとダメっぽい。でもメーカー推奨の38T入れたらコンパクトの意味が全然無いやんけ…


あと、36Tについては、うーん、不要かな。。 わからん。


というのも、結局はギア一枚ぶんしか変わらないから。これならスプロケで解決できるし、なんなら脚との
話し合いでも解決するレベル。
たったギア一枚のことに対してギア合わせの煩雑さ、変速トラブルなどのデメリットの方が多いよーな
気がします。

50/36にすれば解決しますが、もし困ったら11-23と組み合わせてテストしてみようかな。
50/36って53/39と同じインアウト比率だけど。


まあ、色々確認できたという成果はあるし、せっかくなのでこの組み合わせでもうちょっと使ってみてから
処遇を考えます。
  
      
ディフィートに代わって、ストックしておいたカステリのPrimaグローブを使い始めたのでインプレ。

去年も一回だけ使ったんですが、改めて書きます。


Castelli - Prima グローブ



いわゆるニットの手袋です。ディフィートの真似っこです。
Unicoというグローブがあったんですが、あちらはNWのマジックグローブと同様に分厚いという
レビューを見かけたのでPrimaにしました。


2017-03-03-16ca02.jpg

生地はかなり柔らかめ。
フィット感はディフィートのノーマルタイプに似ています。指がやや短めで手のひらが余る。
伸縮性があるので指は問題ないですが、手のひらはちょっと困りもの。問題は無いですが気持ちは
良くないですね。

防寒性はディフィートのノーマルより格段に良く、ディフィートのウールタイプと同等かそれ以上あるかも。
大体7~17℃まで使えています。7℃近辺でも結構暖かいです。これは中々GOOD。
しかも蒸れにくく、ディフィートのノーマルだと手のひらがやや濡れてしまうシーンでも少しサラッとして
います。といってもディフィートのウールタイプの方がサラサラですけど。

じゃあディフィートのウールタイプ買えばいいじゃんって思うかもしれませんが、ディフィートには無い美点が
ふたつあります。


2017-03-03-16ca03.jpg

まず↑のようなしっかりとした滑り止めがあること。これが結構良い。
そして、手首の長さが長いこと。嫁にガーデニング手袋って言われていますが、これの保温効果と安心感は
絶大です。これだけでも使い続ける理由になる。
あとEタッチは案外便利ですね。




Castelli - Corridore グローブ




そんな感じです。残念なことに廃盤になってしまったので、類似で言えば↑になります。
生地がちょっと変わってしまったけど同じようなもんでしょう。裾もちゃんと長いし。
難をいえばちょっと高いということ。Primaなんて1800円以下で買えたのに。

 
      
PCD130のノーマルクランク愛用者ですが、気が付いたら世間ではPCD110が主流になってました。

FC-9000_50-34.jpg

シマノの4アームクランクのせいです。あれだけコンパクト否定してたのにね。
ってか僅か3年くらいでそんなに変わってるんですか?
あーでも79系シマノやカンパなんてめっきり見なくなっちゃいましたもんね。
尾根幹なんて67アルテが殆どだったのに急速に見なくなっちゃったし、カンパユーザーなんて今や
レッドリストですよ。

根本的な使いやすさは53/39または53/42あたりが良いんですが、シマノはPCD110でノーマル歯数を
やってるのでそういうところはちょっと置いておいて。
クランク周りのトレンドには色々と考えさせられるところがあります。

まずいつの間にか4穴メインに流れてしまってるトレンド。
結構困ります。だって今の4穴なんて結局はシマノの独自規格ジャン。
リソースが割けないんでしょうけど、4穴はシマノに任せて他は通常規格の5穴を堅持してほしいところ。

111561_00_d.jpg

FSAに至ってはシマノ非互換なので(基本的に非互換ですよね?)、下手に手を出すとあとで
困るという罠


rotor-chainring-qxl-outer.jpg

あとはエアロチェーンリングね。
たぶんROTOR流行ったあたりからブームが始まってるんですけど、PCD130ならOKでもPCD110だと
付かないクランクが多いねん。

例えば旧P2MやQuarqRIKENなどのコンパクトクランクは取り付け不可だったり、互換するようで絶妙に
互換しないメーカーもあります。まあこれはクランク・パワメメーカーの設計のせいなんですが。
QXLみたいに、大多数が110にすることになるチェーンリングなのにエアロリングだけ出すのもどうかと。
出た当時のパワメでは実質的にROTOR POWERとSRM、QuarqREDでしか使えなかったですな。
ROTORでもQ-Ringsは「OCP3」という逃げ道を用意しています。Quarqとタッグを組んでいたときに「あれ??
あんたんとこのCinqo Saturnコンパクトに取り付けできねーじゃん」ということに気が付いて出したもよう。
QXLもOCP3出せば良かったのに。廃れた今となっては希望が持てないので過去形です。

メーカーとしてはエアロの方が強度も増して穴位置を変更し放題で製造コストを下げられるので
エアロを勝手なブームにしてるんでしょうけど、タスキに長しをやってもらうと一部のユーザーが
困るわけです。
エアロじゃなくても4穴5穴を一枚で互換させるために邪魔なディテールを付けることがあります。
これが意外とネックになります。


コンパクト、4穴、エアロ、もう面倒くさすぎるということ。
これにさらにBBの規格でしょ。ホント頭痛が痛い。

 
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