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コンコンって音が出ていたフリーボディのメンテナンスです。

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漕ぐと音がして、少し滑走させるとしばらくは音が止まります。
滑走中に音はしないのでハブ体のベアリングではなくフリーボディからの音です。
まぁ原因は分かってます。


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ここね。フリーボディのガタつき。FTS-Lフリーのアキレス腱です。


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ご存じの通りFTS-Lはハブ体に対して樹脂ブッシュが直接当たる方式になっています。
作られた当初はベアリングだったとどっかで見ました。元がMTB用でロードに転用するときに
こうなったとかなんとか。


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内径25.1mmくらいあります。
このキシリは私が良いと思える個体をいくつか組み合わせて組んでいるため、このフリーは
摩耗しているように見えてもそこまでではないはず。


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これは修理用に持っている社外のハブドクターのブッシュです。
FTS-Lフリーはブッシュが摩耗するのですが、ブッシュ単体がパーツとして出ないので
社外品があります。
このハブドクターの場合はスタンダードサイズから.003、.005、.007のオーバーサイズが
存在します。ちなみに単位はインチです。
※オーバーサイズ購入で迷ったら.007を買って削って調整すればいいかもです。保証しないけど。


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社外ブッシュ単体の内径も現状のフリーと似たようなもんでした。
取り付けると0.05mmくらいは小さくなるかもしれません。


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こちらはハブ体側。
明らかに研磨が入った感じになっています。


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こういった摩耗というのはノギスで測るのが難しいけど…24.75mmくらいでしょうか。


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こちらはスペアとして持っているSLSのハブです。なんでも出てくるおじさん。


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当該部分がマットで状態が異なることが分かります。普通はこういう感じのはずです。
でもちょっと摩耗してるし、黒いダストシールの付近に変な筋が付いてますね。溝ってほどではないんですが。


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画像では25mmピッタリに見えますが、実際は24.85mmって感じでした。


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参考までに、全く摩耗していないキシエリの数値です。
24.90~24.95mmって感じ。


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とりあえずスペアのハブに組み直します。
リアリムもかなり摩耗が進んでいますが、私はリアブレーキを殆ど使わないので続投させます。
なんでも出てくるおじさんなので健常なスペアリムも持ってます。

このSLSはフロントリムよりもリアリムの摩耗が圧倒的に多く、元のオーナーがフロントブレーキを使え
ないうえ、シマノシューかスイスの緑を妄信して雨の日にも使いまくったのは間違いないです。
雨の日にも使うのに非接触シールのセラミックベアリングにしていたわけですが、扱いが悪い人ほど
そういったことをする傾向が強い(断言

シマノシューとスイス緑、この二つはやめとけよー
BBBにしとけー



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組み替える前にテンションを記録しておきます。
いうてデータは取ってあるし、SLSのリアに関してはTM-1の換算表とマビックの公表値があるので
無理に測らなくていいけど念のためです。


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スポークのお掃除。これが一番時間がかかります。
サンエスで洗って水ですすいだらオイルスプレーをかけて水置換し、パーツクリーナーで飛ば
して軽く拭います。
洗う際にはサンエスを使うのが一番早いです。


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組みました。
でもキシエリと比べるとまだガタがあります。多様な組み合わせで試してもガタは残る。
うーんおかしい。元のガタガタ状態よりマシではあるんですが。
この円安でオーバーサイズブッシュを買うと高いし、また異音が出るようならベアリング化します。

ちなみに普通はハブ体はそんなにすぐに摩耗しません。
本件は前オーナーがセラミックベアリングにしたことでゴミが入り、さらにフリーオイル過多によって
ゴミがどんどんハブの接触面に入り込んで摩耗が異常な早さで進んでいます。
自転車の部品はちょっとしたことでも致命傷になりやすいので気軽に触らないでいただきたいです。
 
      
何年使ってるか分からないBBBのアイウェア(インプレス)のフレームが割れていることに
気が付いたので修理します。

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裏から見たところ。バッキリ割れてます。


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表から。首の皮一枚って感じで、あと少しで分解しそう。


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プラホチキスで修理します。
プラスチック専用の溶着コテです。ハンダごてでも作業可能ですが、プラホチキスの方が先端の温度が
低いので炭化しにくいのが特徴です。あとグリップにスイッチが付いていて、オンにするとすぐ温まって
オフですぐ冷めるので、他の部位をうっかり溶かしてしまうとか、やけどするなどの事故が防止できて
安全に作業できます。
本格的な製品になると温度調節ができるので素材に合わせて確実な作業ができますが、私のものは
安い中華なのでそんな機能はありません。


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相手が白いプラなので、色が移らないように先端を綺麗に磨いておきます。
ちなみに先端は買ったときのままではなく曲げてあります。
本体に付く軸も曲げてあります。こういうのは最初から改造しないと使えたもんじゃないです。
なお軸部分は真鍮のくせにちょっと曲げただけで折れたのでロー付けで直してありますw

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割れたのは左目側ですが、よく見ると周辺も微細なクラックが沢山走ってます。
単なる素材の経年劣化ですね。


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反対側(右目側)もよく見たらクラックがありました。


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裏側にステンレスメッシュを溶け込ませました。
撮影していませんが、右目側の割れた部分にもメッシュを入れました。


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表側は単純に溶かし込んで少しだけ整形しました。これにて修理完了。
装着してみると左右方向のテンションが高くなっていて驚きました。大分前から割れてたんでしょうね。
ま、素直に買い換えればいいんですけど、大昔にwiggleでインプレスを買ったときは1600円くらいだっ
たのに、今は国内で8000円くらいするんですよ。替えレンズもないBBBの底辺モデルなのに高すぎない?
 
      
バイクのメンテナンスのときに使うスタンドですが、最近ネットを拝見していると
こうじゃなきゃいけない的な何かを感じてしまいます。

こうじゃなきゃいけないとは↓これとか

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これとか↓

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うーん、ハッキリ言わせてもらいます。普通は要らないです。


というのも、この二つには実は根本的な問題があるので。

1. スイングアームスタンドは後輪を浮かせるだけでスイングアームの荷重を抜くことができない
例えばサスの調整分解やスイングアームの分解ができないので、日常用途としては概ね車輪を拭いたり
チェーンを掃除するくらいにしか使えない。

2. フロントアップスタンドはフォークを抜くところまでしか分解できない
これはもうそのまんまの意。しかもワンマンでアップ作業やると転倒の危険大。
三つ又を抜こうと思ったら困ることに。エンジンを下ろすような作業ならアリか…前を上げる必要ないか。


ということです。恰好はいいんですが意外とできることに制限があります。作業用というより本当に軽整備用。
じゃあどうすればいいのかという問いに対しては0.005秒でパンタジャッキ使えと答えます。


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こいつをですね、サイドスタンドを立てた車両に掛けます。
下記の位置です。

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前を上げたいときはAあたりの位置に。後ろを上げたいときはBあたりの位置に。
どこか探すなりして掛けましょう。
マフラーとか邪魔なら外しましょう。どのみち外すような整備になるんだから問題ないでしょ。
リアホイールを上げたいだけならスイングアームにかけてもええんです。


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SRなんかでもいつもこの方法ですが、リッターのフルカウルのVTRでもフツーにやってます。
VTRのフロントはエンジンマウントを使っていますが、マウント位置の高さが結構あるのでジャッキで
ソロリと上げてから馬を掛けてます。こういう馬も1個あると便利かもしれません。
こんなんでもタイヤとスタンドとジャッキの大きな三点で支えるので意外と安定します。
肝心な点として、砂利や土の上などの不整地でもアップができます。

普段のチェーンメンテやホイール掃除のときはそもそもメンテスタンドは使わずに力技。
原付用のメンテスタンドも持ってますが原付レベルですら一度も使ってない。面倒だから。


今回の話はメンテナンス本にも書いてあるものなので、知っている人にとっては常識レベルのネタです。
メンテスタンドの類は好きに買えばいいんだけど存外に大きなものなので、借家生活の学生や住居不安定な
若人はやめたほうがいいです。ホンマに。
 
      
いつものCAYO。
最近風が強いのでゾンダに履き替えてます。

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大体欠かさず走っていますが、老化でTTのタイムがどうしても落ちていくので
どうやろうかと頭を使う日々。


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59kg前後で体脂肪率7.5~8.5ってところ。
若い頃と違って62kgで体脂肪率9くらいが一番良い気がします。
60kgを切ってもタイムはあまり上がらないし、節々が痛くてスタミナも足りません。
人間って色々変わるんですね。


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リアは新品のGP4000Sです。4000S2ではなく昔の4000S。一応後期型。


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フロントは世界最後であろう初代アルトレモ。確か12年もの。すごい耐久性。
1本バーストしたことがあるけどね。


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こちらは11年もののアスピデ。ベタベタし始めて困る。けど愛着あるのでそのまま。


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FDの調子がおかしくなってきたので「ワイヤー切れ掛かってるな」って。
なんかもう一瞬で分かるようになってきました。

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インターナルルーティングはひとたび切れてしまうと厄介なので早めに対処します。
まず裏返してFDからインナーケーブルを外し、そのインナーケーブルにライナーを通します。
画像では青いやつです。


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できるだけライナーを通し、そのライナーとインナーケーブルを押したり引いたりしながら綱引きのように
フレームに通して貫通させていきます。
ライナーを通しさえすればあとはインナーケーブルを抜くだけ。これで簡単に復元できるようになります。


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ま、裏返して少し探った時点でヘッドチューブのワイヤー受けのあたりで酷いことになっているのは
すぐ分かりましたが。


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1本で支えてた。映画みたい。


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インナーケーブルの問題部分をカットアウトして抜き取ります。
カンパのエルゴレバーはケーブルの抜き替えが非常に簡単。


あとは復元するのみですが、インターナルのフレームってメンテナンス性が悪くて嫌です。
アウタールーティングならバッツリ切れても簡単に直せるし、そもそも不具合が出始めたら目で確認できる。
 
      
Quarq Cinqo SATURNの調子が悪いのでメンテナンスです。

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具体的には電池切れのようにロストが頻繁になり、最終的にはほとんど繋がらなくなりました。
電池交換しても改善しないので「いつものあれか…」という感じで。


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これよりユニットを取り外す。
まず電池蓋と電池を外して、底に貼られている絶縁を兼ねているステッカーを少し剥がします。


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裏に2本くらいネジが隠れていますので外します。


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クランク裏側にも1本ネジがあるので外します。


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外したら、あとは引っ張ればユニットが取れます。取れると思わなかったでしょ?
俺も最初やったときは取れると思わなかったよ。

なお端子の構造上引っ張る力が結構必要なので、少しづつ慎重に引っ張りましょう。


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ユニット裏側はこんな感じ。


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クランク側。このように端子が細くて華奢なので、無理なことはしないように。


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接点復活剤を塗布して組み立てます。
これだけです。
接点復活剤は2501Sがおすすめ。半端なやつは洗浄効果が低いです。
グリスとか使ったらダメよ。こういうところにやってみたことがあるけど数日で再発するから。
あとで取れなくなって困るし。
2501S高いけど絶対神なのでご家庭でも結構使えるところがあると思うし、自動車や
オートバイを持ってる人ならめっちゃ役に立つものです。

これで基本的にはQuarqは完全復活しますが、復活しない個体もありました。
丈夫に作ってあるはずなんですが、たまにある経年不良?みたいなものはなんなんでしょうね。

 
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こんな変なオッサンですが世界で三本の指が入ることもありました。
なお当ブログには残念ながらデザインのデの字もスタイリッシュのスの字もございません。連絡はtf_ftr@yahoo.co.jpまで(アットは半角にしてください)